優れた再生医療技術でより良い社会へ貢献する

Flontier at regenerative medicine using smart Technology

Corporate philosophy企業理念

洗練された医療技術で再生医療が身近になる
フロンティア社会へ

FARMUS

洗練された医療技術で再生医療が身近になるフロンティア社会へ

再生医療は幻なのか!
失った組織や臓器が見た目も機能も元通り。再生した臓器を入れ替えて不治の病も健康に。これが再生医療の究極の目標です。まさに夢の医療です。
再生医療という言葉は、患者さんにとっての『夢』となり、ES細胞やiPS細胞の開発が『夢』を『願い』に変え、やがて実用化への『期待』となりました。しかし大きな期待と裏腹に、余りに高額な医療費、詳(つまび)らかになった技術的限界、そして私たち再生医療従事者が果たすべき倫理的・法的・社会的責任も日に日に厳格さを増してきており、現在の再生医療は幻影になり掛けています。
難病を抱えた患者さんと家族の心情を察すれば、『再生医療の実用化』を幻に終わらせてはいけないと考えます。

今の医療技術で何ができるか?
ES細胞やiPS細胞の研究は、思わぬ福音を及ぼしました。今まで見えなかった事実が見えてきたのです。それは、私達の身体を構成している細胞は、怪我や病気をした時に、必死に身体を元に戻そう(治そう)とする機能を持ち、その能力は思いの他『捨てたものではない』ということです。
ひょっとすると、万能細胞と言われるES細胞やiPS細胞を使わなくても、今身体を構成している細胞と、現在使われている医薬品や技術を組み合わせ、安全で新しい医療を提供できるかもしれない。見た目も機能も元通りという満点の治療はできなくても、寝たきりの状態から車椅子で、車椅子の状態から杖歩行にまで回復できたとしたら?
大きな目標を抱かずに一歩一歩患者さんのQOLとADLを上げる技術は、ささやかであってもきっと患者さん・家族の大きな喜びに繋がるでしょう。

今そこにある技術で再生医療を実用化。
身体の特徴を巧みに利用し、医学・薬学の知識を総動員すれば、『今そこにある技術の組み合わせ、掛け合わせで誰も想像できなかった再生医療が実用化できるかもしれない。』そうすれば、ES/iPS細胞による再生医療が実用化される迄の橋渡し医療として、役割が果たせるかも知れません。当社はまさに、科学的根拠に基づく生体の機能と特徴を巧みに利用しつつ、現状実用化されている医療技術を組み合わせ、組織・臓器の再生を促す再生医療製品を安全にそして安価に提供いたします。
深い洞察力から生まれる直感とイマジネーションを持つ集団が、医師の希望と患者さんの願いを叶える再生医療製品をお届けいたします。
夢の医療は幻で終わらせない。

代表取締役社長 井上肇

Business content事業内容

細胞応用技術研究所(L-CAT)が取り組む再生医療事業をご紹介します。

細胞応用技術研究所(L-CAT)が取り組む再生医療事業
  • 再生医療等の安全性の
    確保等に関する
    法律対応
  • 特定細胞加工物の提供
  • 化粧品/機能性食品の開発受託

特定細胞加工物の加工実績

加工実績PRP

患者さんの血液を採取して、特殊な方法で血小板を濃縮したものがPRPです。様々な成長因子が含まれており、傷を治したり、お肌の若返りを促したり、育毛を促進したり、関節の痛みを和らげる効果が期待できます。

対象疾患
  • 美容
  • 発毛
  • 関節症
  • 筋・腱・靭帯
  • 不妊症

加工実績線維芽細胞

患者さんの皮膚組織から線維芽細胞のみを単離、培養し、患者さんの皮下に投与します。しわやニキビ痕、ほうれい線等に注入することにより、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった真皮の成分や組織再生を促進する様々な成長因子を産生させて皮膚を若返らせる効果が期待できます。

対象疾患
  • 美容

加工実績表皮細胞(培養表皮シート)

患者さんの皮膚から表皮細胞、色素細胞を単離、培養し、患者さんの皮膚に移植します。表皮細胞は皮膚を形成する表層の細胞で、色素細胞は肌の色を調整する色素を分泌する細胞です。白斑等の移植部位の表層の皮膚を剥がし、培養した表皮細胞・色素細胞を移植します。

対象疾患
  • 白斑
  • 刺青の除去

加工実績脂肪組織由来幹細胞

患者さんの脂肪組織から脂肪組織幹細胞のみを単離、培養し、患者さんに投与します。関節内の炎症を鎮めて症状を緩和すること、また、脂肪幹細胞が放出する様々な成長因子が皮膚の若返りや、乳房に移植した脂肪組織の生存や定着を改善する効果が期待できます。

対象疾患
  • 美容
  • 発毛
  • 関節症
  • 乳房再建
  • 全身性疾患

加工実績子宮内膜由来幹細胞

患者さんの子宮内膜組織から子宮内膜由来幹細胞を単離、培養し、患者さんの子宮内膜に投与します。血管新生を促進するたんぱく質を分泌することで、子宮内膜の環境が改善し、胚移植を実施できる可能性が高まります。さらに、胚移植後の受精卵が着床しやすくなることが期待できます。

対象疾患
  • 不妊症

Intellectual Property and R&D知的財産・研究開発

細胞応用技術研究所(L-CAT)の細胞培養加工施設や研究開発をご紹介します。

細胞培養加工施設(CPC)

特定細胞加工物製造証書

再生医療等安全確保法のもと厚生労働省より承認を受けた細胞培養加工施設(CPC)で細胞等の加工を行っています。

特定細胞加工物製造許可証 FA3220001

細胞保存用タンク

細胞保存用タンク

培養した細胞の一部を超低温の液体窒素タンク内で凍結保管し、保管状態を厳密に管理しております。

CO2インキュベーター

CO2インキュベーター

温度・湿度・CO2濃度を一定に保つことで安定した環境をつくり、より生理的な条件下で細胞を培養・増殖させる装置です。言うなれば細胞のICU施設です。

クラスⅡの安全キャビネット

クラスⅡの安全キャビネット

クラスIIの安全キャビネットは、高性能な気流制御により操作区域の清浄度を保つことで、無菌操作を可能にしています。

パスボックス

パスボックス

外部からホコリやゴミ、菌などが入らないように、二重扉になっており、検体や必要な資材は、このボックスを通して出し入れを行います。

特許

細胞解凍装置

治療用の凍結細胞をCPCから発送し、医療機関でそれを解凍して治療を行うことが可能です。このとき使用される細胞解凍装置は長年の経験の蓄積により、安全かつ効果的に、誰でも手軽に解凍できるようL-CATで開発した特許技術が応用されています。

特許出願中

新製造技術(AGEL法)
Advanced Growth factor Enhancing and Lyophilization technique

増殖因子をより選択的に発現させる技術、AGEL法はL-CATで開発されました。従来より安全で、安定的な品質が維持されます。

AGEL法

再生医療に関する特許出願、実用新案出願

No. 文献番号 発明の名称
1 特開2021-073213 多血小板血漿の保存方法
2 特開2020-137518 添加剤
3 特開2020-115813 細胞解凍装置
4 再表2020/027336 培養上清製剤の製造方法
5 特許6999927 多血小板血漿を製造する方法
6 特許6875619 多血小板血漿の保存方法
7 実登3197426 血液輸送用セット

Representative Director/Technical Manager代表取締役/技術責任者

代表取締役/技術責任者 井上 肇

医学の発展は夢の医療への想いと繋がり、常に革新的な治療が期待されています。しかしいまこの瞬間、完治や寛解が望めない患者さんたちを救うことも再生医療の大切な役割だと私は考えています。

速やかに、安全かつ信頼性の高い技術を創造し開発する。これが私たちL-CATの使命です。

これまで聖マリアンナ医科大学で開発し培ってきた経験と実績をもとに、私たちはごく一般的なクリニックにも実施できる確かな細胞加工物を提供いたします。

ホームページに記載されている培養細胞種はほんの一部に過ぎません。諸外国で実施されているが日本では具体化されていない技術であってもぜひ一度ご相談ください。

井上 肇
Hajime inoue

プロフィール
1980年
星薬科大学 薬学部・薬学科
1985年
星薬科大学 薬学研究科 生化学 大学院修了
2014年
聖マリアンナ医科大学 形成外科寄附部門 特任教授
2022年
聖マリアンナ医科大学 形成外科寄附部門 客員教授
2024年
株式会社 細胞応用技術研究所 代表取締役社長に就任
資格
  • 薬学博士
  • 医学博士
  • 薬剤師
  • 日本臨床薬理学会 指導薬剤師・認定薬剤師
委員歴
  • 日本抗加齢医学会評議委員
  • 日本創傷治癒学会評議委員(現:功労会員)
  • 日本組織移植学会評議員
  • 日本薬理学会評議委員
  • 日本再生医療学会 評議員
  • 日本炎症再生医学会評議員(現:功労会員)
所属学会
  • PRP療法研究会
  • 日本形成外科学会
  • 日本炎症・再生医学会
  • 日本臨床薬理学会
  • 日本組織移植学会
  • 日本再生医療学会
  • 日本創傷治療学会
論文
再生医療に関わる業績を含め、 論文(総説含む) (代表的な論文のみ。)
Pfeffer T, Lignelli E, Inoue H, Mizikova I, Solaligue DES et al. Minoxidil Cannot Be Used To Target Lysyl Hydroxylases during Postnatal Mouse Lung Development: A Cautionary Note. J Pharmacol Exp Therap 2020; 37 5 (5) : 4 78-487.(マックスプランク研究所(ドイツ)との共同研究)
Ichida M, Fujita C, Sumie R, Miyano R, and Inoue H, Simultaneous determination of minoxidil and minoxidil sulfate by high­performance liquid chromatography with UV-detection and its applications Med Drug Discov 7 (2020) 100050 DOI【corresponding author】
Kawakami T, Takeuchi S, Okano T, Inoue H, and Soma Y. Therapeutic effect of autologous platelet-rich plasma (PRP) on recalcitrant cutaneous ulcers in livedoid vasculopathy. J Am Aca Dermatol 2015; 1: 310-311.
Inoue H, Aihara M, Tomioka M, and Watabe Y. Specific enhancement of vascular endothelial growth factor (VEGF) production in ischemic region by alprostadil -potential therapeutic application in pharmaceutical regenerative medicine-. J Pharmacol Sci 2013;122(2):158-161
Inoue H, Oshima H, Matsuzaki, and Kumagai N. The application for regenerative medicine of epithelial cell culture -vistas of cultured epithelium. Congen Anomal 2006;46(3) :129-134.
Oshima H, Inoue H, Matsuzaki K, Tanabe M, and Kumagai N. Permanent restoration of human skin treated with cultured epithelium. Human Cel 1 2002; 15 (3) : 118-128.
Inoue H, Osada H, Kojima K, Tomioka M, and Ishida H. Surviving and proliferating faculty of fibroblasts cultured under no-serum and poor nutritional conditions -The basic study on hybridization of culture
-The basic study on hybridization of cultured cells with an
artificial matrix- J Cardio Surg 1999;40(3):435-438.

Company profile会社概要

社名
株式会社細胞応用技術研究所(Laboratory of Cell Applied Technologies, Co)
所在地
本  社:〒152-0032 東京都目黒区平町一丁目23番14号
川崎支店:〒210-0007 神奈川県川崎市川崎区駅前本町11番地2  川崎フロンティアビル4階
事業内容
再生医療事業
化粧品事業
機能性食品事業
役員
代表取締役 井上 肇
電話番号
050-3085-0330

Contact formお問い合わせ

お名前
ふりがな
メールアドレス ※メールアドレスの誤入力にお気をつけください。
※PCからお送りしますので普段お使いのアドレスを入力してください。
電話番号(携帯可) ※日中ご対応可能な番号をお願い致します。
会社名
お問い合わせ内容

ページ先頭へ